ブログユニコーン🦄

雑文と音楽と雑文です

今日聴いていた曲

 8月19日分です。

 普段引きこもっている自分にとっては珍しくこの前の三連休から予定のある日々が続き、バイトもあり、5日間連続で札幌まで出かけていたりしていた。これはとても奇妙なことだが、札幌の大学に通っていた時でさえ5日連続で札幌に行くことなんて滅多になかった。バイト中は人に優しくする気持ちを忘れかけたが、それ以外は楽しいイベントばかりで夢のような時間を過ごせた。誘ってくれたり遊んでくれた人たち、どうもありがとう!まるで夏休みを楽しむ大学生みたいだったな。はははは。

 

 

  昨日、友人たちと動物園に行く約束をしていて待ち合わせの場所まで歩いている途中、札幌のチカホでレコードを売っていたのでちらっと見てきた。観光客だろうか、外国人の家族らしき人たちが「シティポップ」とジャンル分けされた箱をディグっているのを「流行ってんな~」と感じながら眺めた。自分も「シティポップ」や「アイドル」の箱をチェックしたかったが急いでいたので諦め、好きなアルバムである「Maurice White」を見つけて購入。まさかレコードを持ったまま動物園に行くことになるとは思っていなかった。 

 

 

 「Maurice White」(1985年)はEarth, Wind & Fireのリーダーであるモーリス・ホワイトの唯一のソロ作。特にベン・E・キングのカバーである「Stand By Me」のアレンジが好きだ。80年代の良い曲を聴くと切なさのような感情でいっぱいになり胸が苦しくなることがあるのだけれど、この曲がまさにそうで「どうしてこんな美しい音楽が存在しているのだろう」と考えて泣いてしまう。80年代の曲を聴き始めてもうすぐ5年になるが、自分にとって80年代の音がなぜこんなにも切なく響くのか、いまだに分からない。ただ分からないなりにも分かってきたこともあるので、この話はまたの機会に。

 

 

 今日は図書館から借りてきて延滞しまくってる本を読みながらChicを聴いていた。有名な曲が収録されているので今までは70年代のアルバムばかり聴いていたけど、80年リリースの「Real People」がめちゃくちゃ良かった。

 タイトル曲「Real People」は楽器の音がとにかくたまらない1曲で、ナイル・ロジャースのカッティングとバーナード・エドワーズのベースを堪能できる。Chicはカッティングギターやタイトなドラムで縦軸がぴたっと揃って聴こえるけど、とってもグルーヴィーで好きだ。「26」はJackson5が歌っていそうなテイストの曲でとっても粘っこいグルーヴが最高。最後の「You Can't Do It Alone」はコードで引っ張っていくタイプの曲だが派手な展開はなく、ステイ感がかっこいい。そしてアウトロでギターだけになるの渋すぎ。ディスコの曲はずっと聴いていると飽きてくるタイミングが来たりするんだけど、Chicは無限に聴いていられるな。

 

 

 

 

 ちゃおチャンネルの動画を見ていた流れで、ちゃおガールで結成されたCiào Smilesの新曲をなんとなく聴いた。

 メロディーや編曲の節々からトレヴァー・ホーン感?(あまり詳しくないから下手なことは言えない…)というか「『ラジオ・スターの悲劇』の空気感じるな」と思って作編曲している渡辺和紀さんのTwitterアカウントを見たら、アイコンがThe Bugglesの「The Age of Plastic」のオマージュだった。相当好きなのだろう。この方は他にベッド・インの作編曲とかもやっている人だった。

 

 シングルでのリリースは79年らしいけど「ラジオ・スターの悲劇」も聴いていてとても切なくなる。曲の内容がすでに寂寞感あるしね…。あー切ない。

 

 

 

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 最後に、動物園に行って唯一撮った写真。動物は目と心に焼き付けた。肉眼で動物を見るのは良い。