ブログユニコーン🦄

雑文と音楽と雑文です

2020年良かった曲 その①

 2020年に良かった曲についてあれこれ書くだけのやつをやり損ねたまま1月が終わろうとしていたので思い出したように始めます。聴いている音楽は人それぞれだから話せていないだけで話したいことはちょこちょこあるので…(上手く文章にできるかは別として)。

 2020年は現行の音楽シーンを追うよりは引き続き昔の音楽を知ったり聴いたりしていたし、音楽以外のことに興味が向いていた(し向けていた)ので、あんまり今年の曲を聴いていた感覚がない。音楽を聴くことすら楽しくない時期もなんかあったし。とはいえプレイリストにしてみたら結局例年くらいのボリュームにはなってたので不思議だ。

 

(プレイリスト埋め込みがなんか上手くいかね~~~~~)

https://open.spotify.com/user/unko_daisuki/playlist/2FMsldsQGxZZL6Vu4UIc4W

 

 ・Soccer Mommy 「circle the drain」

2020年のプレイリストを作るにあたって、真っ先に「今年はこの曲から始めなければ」と思い浮かんだ。Soccer Mommyはその気だるげなメロディーやサウンドが好きでよく聴いていたが、今回のアルバム「Color Theory」は特に内省的でシリアスな雰囲気が漂う。自身の精神的な問題が反映された作品のようだけど、2020年のムードとも勝手に重ね合わせたりしてリード曲「circle the drain」は1年中よく聴いていた曲になった。

 この曲はからっとした雰囲気だしメロディーもフレーズもドラマチックなんだけど、不穏さや息苦しさが常に潜んでいて聴き入ってしまう。窓から見る外は晴れていてすごくいい天気なんだけど、自分がいる部屋はうす暗くて空気が薄くて苦しい、みたいな。聴くたびに去年の緊急事態宣言中に散歩しながら見ていた景色を思い出す。

 

 

 

 

 

Marble Sounds 「The Numbers Game」 

ベルギーのインディーバンド、Marble Soundsの新曲。Marble Soundsはメロディーやリフがすごく印象的で好きなバンドだ。今回もサビ?のリフがすごく良くてずっと聴いていたくなる。1984年のバンクーバー証券取引所の映像が使われているMVもなんか良い。

 

 

 

 

 ・Teenage Fanclub 「Home」

Teenage Fanclubの新曲。ステイ感がすごくかっこいい。90年代頃の作品のような「若さ」はもうないけど、バンドのキャリアや人生を感じさせる成熟したグルーヴが聴いていてとにかくしびれる*1。ついこの前に先行リリースされた曲もめちゃ良くて元気が出たので、4月リリース予定のアルバムがとにかく楽しみだ。Teenage Fanclubの魅力を語るとすれば「元気が出る」というのはすごい適切な表現な気がする。

 

 

 

 

 ・The Lemon Twigs 「The One」

70・80年代のロックやポップスの華やかさや思い出を高濃度圧縮した、みたいな1曲。こういう曲を聴くとなんかの手違いでパラレルワールドから我々2020年の世界に届いてしまったのでないかと思うくらい、摩訶不思議な気持ちになる。なんでそんな気持ちになってしまうのかは未だに分からないんだけど…。この曲も収録されているアルバム「Songs for the General Public」は全編通して60~90年代のロックの走馬灯を見ているような、スピリチュアルな心地になってしまう。この音楽はどこから来て、それを聴いて感動している自分は今どこにいるのか、一瞬本当に分からなくなる。なんなんだ一体。アルバムも本当におすすめ。

 

 

 

 

「ดวง ดวง ดวง」TELEx TELEXs 

タイのシンセポップバンドTELEx TELExsの夏にリリースされた曲。タイトルは読めない。アジアの夏の(完全にイメージ)まとわりつく暑さのじめっとした夜に聴きたくなるような1曲。ベースとリフを弾くシンセがまーじでかっこいい。こういう雰囲気の曲は欧米にはあんまないように思うしアジア人ならではなのかな。雨のイメージもすごく感じて、シンセの音が水溜まりに反射してるようにキラキラしている。リズムが跳ねているから余計に雨っぽく感じるのかも。(「リズム跳ねてる=雨っぽい」って僕だけ?)

 

 

この曲も収録されているEP?が最近リリースされたのでこっちもおすすめ。インスタもチェックしているんだけど何分タイ語だから僕もあまりよく分かってない。

 

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という感じで疲れたので今回はこのへんで。続きはまた今度~。

*1:バンドメンバーはいろいろ変わってはいるんだけど