ブログユニコーン🦄

雑文と音楽と雑文です

#30DaySongChallenge 後編

前回に引き続き、お題に沿った曲を30曲紹介するやつやっていきます。後半15曲です。

 

 

 

16.お気に入りの名曲

米津玄師「アイネクライネ」

初めて聴いたときにAメロのアレンジに「これはやられた!!!!」と悶絶したことを覚えています。ただの大学1年生が一体何にやられたのかはよく分かりませんが、逆再生とスタッターが合わさったアコギのアレンジが自分の中にありそうでなかったラインを刺激されたんですよね。そういう意味では編曲・プロデュースした蔦谷好位置さんにやられたのかもしれない。万人に素直に受け入れられる作品を作る困難さは想像を絶しますが、この曲はまさにそういう曲で圧倒されます。

 

 

 

17.カラオケで誰かとデュエットしたくなる曲

末光篤 feat.斉藤由貴「恋を、した。」

誰かとデュエットしたいって思ったことないからかなり悩みましたが、ありました。斉藤由貴さんと末光篤さんとのコラボEP表題曲。このEPには各パートのみのオケ音源も収録されているので、やろうと思えば自前で斉藤由貴さんとデュエットすることが可能です。今度デュエットしてみてもいいかも。斉藤由貴さんのファンからすると、末光篤らしいギラギラソリッドなバンドサウンドから由貴ちゃんの声が聞こえてくるというのは珍しくてすごく新鮮です。

ちなみにサブスクでもYouTubeでもフルで聴けないので当時の公式の視聴音源を貼っています。時代を感じますね。このEPに入っている「悲しみよこんにちは」のRemixが「天才~!」って感じの良アレンジなので、なんらかの形で広く聴けるようになるといいですね。

 

 

 


18.生まれ年にリリースされた曲

Instant Cytron「Still Be Shine」

1995年リリースのアルバム「CHANGE THIS WORLD」から。自分が生まれた年って当たり前だけど記憶がないから選ぶのに時間がかかりました。ブラスの音、アレンジが90年代だな~という当たり前の気持ちになります。

 

 


19.人生について考えさせられる曲

宍戸留美「ママ、悩んでるよ」

おジャ魔女どれみ」のおんぷちゃんの声優として世間には1番知られているであろう宍戸留美さんのアイドル時代の曲から。ベスト盤で初めて聴いたとき「戦争になったなら何処までも逃げなさい」なんてフレーズが飛び込んできて非常にドキッとしたのを覚えています。後述している「全人類が聴くべきだと思う曲」で選ぼうかと思ったくらい、どんな時代になっても忘れてはいけない大切なことが歌われています。

「きみを産んで ごめんね」って言うことのない社会、世界になるように生きていかなくちゃいけないなと本当に思っています。選挙の時とかはこの曲がよぎる。今の自分は相当ちゃらんぽらんなのでお前が何を言ってんだって話だけど…。僕は宍戸留美さんの曲で生きていた時期があったくらいなので語りたいことは山々ですが、この曲がもっと知られたらいいのになとシンプルに願っています。

 

 

 

20.自分にとってたくさんの意味がある曲

古川本舗「mugs」

「たくさんの意味がある」ってどういうことだろう…?よく分かりませんが、たくさんの性癖と価値観を捻じ曲げられたという意味での元凶の曲を選びました。この「mugs」という曲はミックス違いも含めて色々バージョンがあるんですが、初出のacane_madderさんが歌っているものが「打ち込み感」が1番あって好きです。

この頃の古川本舗の代名詞である逆再生を多用したアレンジ、Addictive Drums2の無機質なパターンのドラム(でも打ち込みでしか出せないグルーヴがある!)、そしてこの盛り上がりきらない、煮え切らない感じのクールさや憂鬱感。歪曲したかっこよさですね。この頃の古川本舗を当時もし聴いていなかったとしたら全く違う人間になっていたと思います。

 

この曲だけ公式の手段で聴くことができず、非公式アップロードされた動画を貼っています。しょうがないけどこういうのもネットの音楽文化だ。ボーカル/共作者であるacaneさんもこう嘆いております…。

 

 

 

21.人の名前がついている好きな曲

竜人「りゅうじんのエッチ♡〜ぼくのばちあたりな妄想劇〜」

竜人のアルバム「MUSIC」から。もう色んなものを突き抜けキャッチー、メロディーセンス炸裂してます。ハートマークがついている曲もついていない曲も清 竜人の曲は感性に素直に響くというか、なんか泣いてしまうんですよね。竜人のメロディーを聴くと涙が出るように遺伝子に書き込まれたんだなと前から思っています。

 

 

 

22.前向きになれる曲

くるり「愛の太陽」

最近だともっぱらこれです。これくらいのBPMで3拍子の曲なんか久々に聴いた気がして新鮮に感じました。2月末に先行リリースされてから一時期ずっとリピートして聴いていました。くるりはどの時代も音が良いですが、この曲はベースとドラムの音が本当に良くて。ミックスに不思議な魔法がかかってるといっても過言ではない。うすうす感じてはいたけど僕は佐藤征史のベースが好きなんだろうな。

 

 


23.全人類が聴くべきだと思う曲

あつまれどうぶつの森のBGM「午前5時(晴)」(作曲は戸高一生さん)

お題の主語が大きすぎて困ってしまいますが…。全人類が聴くなら歌のないインストの方がフラットに聞こえるかなということで選びました。自分にとって理想の音楽の一つです。この曲のためにサントラもちゃんと持っています。時間帯的になかなか聞けなさそうなBGMですがコロナ禍第一波の自粛期間で、終わった生活をしていた僕はよくリアルタイムで聞いていました。

 

 


24.解散して欲しくなかったバンドの曲

school food punishment「You May Crawl」

解散とかもなんだかんだ受け入れちゃうタイプなので、「解散してほしくなかった」と思っているバンドってあんまりいなくて悩みました。あと幸運なことに好きなバンドは現役だったり再結成していたりする。そんな中でschool food punishmentは解散の仕方がもやもやする感じだったので選びました*1。この曲も入っているインディーズ2ndアルバムはまさしく青春の1枚です。「ベースかっけー!!ウヒョヒョ」って感じで聴いていました。

 

 


25.この世にいないアーティストの好きな曲

小坂忠「しらけちまうぜ」

昨年亡くなられた小坂忠さんの名盤「ほうろう」から。作詞・松本隆、作曲・細野晴臣、演奏はティン・パン・アレーとその周辺の錚々たる面々でもはや語る必要もないでしょう。歌詞もすごく好きで、胸を打たれます。僕は別れの曲が好きです。

訃報が続いていてこのお題の候補が増えてしまったのが本当に悲しいです。

 

 


26.恋愛をしたくなる曲

武田カオリ with HAKASE-SUN「Angel」

映画「人のセックスを笑うな」サントラから。部屋のラジオからこの曲が流れる序盤のシーンが非常に印象的。これからの恋やその享楽を予感させながらも、必ず向き合わなければならない切なさや悲しさの存在も感じさせる不思議な塩梅の曲。あと歌詞がね、良いよね…。

 

 

 

27.胸が張り裂けるような曲

Raujika「Aiso Logic」

Raujikaさんの曲良いですよね…。ノスタルジー。高校生の頃、YouTubeで色々音楽を聴いていると、朝方に毎回この曲にたどり着いていました。

 

 


28.歌声が好きなアーティストの曲

Lee Jin Ah「Yum Yum Yum

韓国のシンガーソングライター、イ・ジナ(Lee Jin ah)のキャッチーで可愛い曲を選びました。ちょうど去年の今頃、昔のSoul系の音楽をまとめているサイトでたまたま動画が紹介されていたのがきっかけで「全てに」ハマってしまい去年で1番聴いた音楽は間違いなくイ・ジナでした。

好きな要素はたくさんあるけど、直感的に気に入ったのは個性的な声。曲ごとに色んなアレンジャーと組んでいて楽曲のジャンルはクロスオーバーしていますが、彼女が歌っていればどんな複雑な曲もすべてポップに聞こえます。

Yum Yum Yum」はライブだと中間のアドリブ部分を長くとっていて、そこが聴きどころにもなっています。

 

 

 

29.子供の頃から覚えている曲

飯島真理「リンゴの森の子猫たち」

僕が子供の頃は昭和のアニメの再放送が地上波でもわりと頻繁にやっていました。母のレコメンドもあり、わりかし色々見ていた記憶があってその影響で主題歌も原体験として耳の記憶の奥底にあります。「スプーンおばさん」も見ていてこのEDが好きで印象に残っています。印象に残りすぎてこの曲がOPだとばっかり思っていました。

 

 


30.自分自身をあらわす曲

サカナクション「壁」

とてもおこがましいお題ですが…。ここ数年の状況がまさにこんな感じなので…。

 

 

~~~~

という感じで前編と合わせて30曲でした。みんなもやってみてね~(適当)

 

 

*1:HPで突然、無期限活動停止が発表。後に正式に解散に