ブログユニコーン🦄

雑文と音楽と雑文です

1月11日/イエローマジックショー3

 今日も特になにもなかったな~。あったとすれば1日に放送された「イエローマジックショー3」の録画を見た。

 中盤のLittle Glee Monsterアカペラめっちゃ上手いんですね)が歌う「風の谷のナウシカ」で泣いてしまった。バンドの演奏でありつつも、ハートの部分(精神的な意味でね)は原曲によせたアレンジですごく良かった。それでなんでこの演奏が自分に響くのかと考えてみたら答えは簡単で、リズム隊が少し前の星野源バンドだからだろうな(伊賀渡さん・伊藤大地さん)。さらに言うとキーボードは野村卓史さんだし、ギターも高田漣さんなので完全に「あの頃の星野源」なんだよね。

 

 去年、POP VIRUS TOURの札幌公演にむけて星野源のライブ作品を全部見返しているときに2014年年末に行われた「ツービート」のDay2(バンド公演)がまあ最高で自分の中で評価がすごく上がったんですよね。それは伊賀航・伊藤大地という二人のグルーヴが希有で極上なものだとやっと最近理解できたということもありつつ、やっぱり単純に懐かしかったということも大きかったと思う。

 それに「ツービート」はDay1の方が奥田民生がゲストで来たり(なんか今急に奥田民生の名前を思い出せなくて「ユニコーン メンバー」でググった)、最後のアンコールでオリジナルメンバーでの「Crazy Crazy」披露があったりで印象が強く、そもそもDay2の内容をあまり覚えていなかった。さらにDay2は星野自身に身体的サプライズがあり、それがあまりにもでインパクト強すぎることもあり、演奏のことはよく覚えていなかったから新鮮に聴けたというのもあっただろう。

 最近のライブではハマ・オカモトとカースケさんの組み合わせが多くて、この二人も最高なんだけど、伊賀航・伊藤大地の頃のねばっこいグルーヴが恋しくて仕方ない。「ツービート」の「くせのうた」なんて、日本でこんなねっとりした泥臭いロックやってる人他にいるのか?っていうくらいの演奏。いたらぜひ教えてください(好きだと思うので…)。最近なぜかCMに起用された「未来」もかなり熟成されたアレンジで演奏されていて、この公演のハイライトだと今では思う。この曲では長岡亮介がすごくいい仕事している。ギターソロ良すぎ。カップリング的な曲でもいいからまたこの二人をバックに演奏してほしいな。

 

 

 「イエローマジックショー」に戻ると、「はいからはくち」(大瀧詠一の曲だけど)の時にはハマ・オカモトさんのベースも上手いなって思った。ハマ・オカモト、ベース上手いぞ!ベース上手いはハマ・オカモト

 大団円のみんなでジョイマンするところ、細野さんに関わる楽曲を絡めたラップ(というよりただのダジャレだけど)は結構良かったと思うんだけど会場はまるっきりウケていなくておもしろかった。あと近年YMOがやってる「Cosmic Surfin'」から「Absolute Ego Dance」に繋ぐやつ、毎回やっているけど好き。今日はこんな感じで!