ブログユニコーン🦄

雑文と音楽と雑文です

1月27日/やっぱ音楽

【29日更新だけど27日ぶんです】

 

 今日の1日のスタートは昨日を引きずりダウナーな気分だったけど、朝出勤しながら好きなソウルやファンクを聴いていたらだんだんと元気が出てきた!なんて単純なんだ。でもこの「元気」というのはパワフルな意味での活力ではなくて、癒されて前向きになったっていうニュアンスだ。

 ソウル、ファンク、ネオソウルなどブラックミュージックを理解して好きになって聴きだしたのは本当に最近で、ここ1年くらいのこと。去年はほぼほぼ宙ぶらりんな生活を送っていて時間だけはあったので、前半は特にブラックミュージックの歴史を追って大まかな流れを把握する勉強をしていた。とにかく「一生分からないかもな」と思っていた音楽が理解できてきたことで知的好奇心が湧いてくるのが嬉しくて、それがモチベーションだった。

 ブラックミュージックは元をたどりにたどると、アメリカ南部に連れてこられた黒人奴隷たちが労働しながら口ずさんだ「ワークソング」に端を発する。そんなつらい労働を紛らわすために生まれた音楽が脈々と受け継がれ、時代が下っても(公民権運動やベトナム戦争の時代とか)黒人たちを時には鼓舞し、時には癒してきた。そんなことを考えていたら僕も涙が出てきて前向きな気持ちになれた。あーやっぱ音楽だね。音楽が一番!去年はとっても辛い時間が多かったんだけど(何度も同じ話をするよ、本当につらかったから!)、そういう時期にブラックミュージックに惹かれていったのは必然的なことだったのかもしれない。そんなこと思っちゃうのはさすがに頭がおめでたすぎるか~。

 

 

   というわけでSpotifyに好きなソウルやファンク、R&Bをまとめている自分用のプレイリストがあってそこから色々聴いていたんだけど、Spotifyにはプレイリストを作ると内容をもとに曲をレコメンドしてくれる機能があって。そこに出てきた「Give Up The Funk」をなんとなく聴いたら最高すぎてウキウキになってしまった。ドラムの音が"喜び"だし、スネアの音が"希望"なの。本当に。

 

 

ototoy.jp

 

 Parliamentはでんぱが「宇宙に行った」時に一度聴いているし、それ以降も何回かはちょこちょこっと聴いているはずなんだけど、「かっこいいね~」ってくらいで終わっていた。音楽ってやっぱタイミングなんだな。そんなことハマ・オカモトが言ってた気がする。

 このグルーヴが分かれば本当に病みつきになってしまうんだけど、ちょっと昔の自分にはまだ分かっていなかったようだ。ソウルやファンクを聴いている時に刺激されている部分はクラブミュージック聴いている時とあまり変わらないんだけど、そこに到達するまでの神経が違う、という感じ。その神経が生まれた時からある人もいるし、後天的に育つ人もいる。高校の友達でジャズとかR&Bみたいな音楽を自然に「良い」と言っている人もいたから、僕は育つのがかなり遅かったと思う。ジャズはまだ分かんないけど…。

 

 

tower.jp

  言ってた。ころころと話が変わって申し訳ないけど、ディアンジェロ「Voodoo」なんてそれこそ星野源を好きになった高校時代から何度も挑戦してはよく分からなかったアルバムだが、これも去年完全に理解できた。マジすげーの「Voodoo」。この話もまた別の時にまとめたい。

 

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蛇足だけどでんぱの産みの親であるもふくちゃんP-FUNKとの出会いはここでちらっと読める。それ以外にもすごくおもしろい記事だった記憶があるので是非。僕は今度暇な時に読み返します…。

job.cinra.net

 

P-FUNKの中心人物、ジョージ・クリントンと握手している写真はあまりにも有名だよね!!