ブログユニコーン🦄

雑文と音楽と雑文です

虚無ピヨ

 今日は部屋の掃除、洗濯、療養期間中に溜まったゴミの処理などをした。更に今度仕事を辞める方への色紙用のメッセージカードも書いた。偉すぎる。引き籠っていた間に草木が芽吹き、だいぶ温かくなっていたので衣替えもしないといけないが、これは明日やろう。季節が変わってしまった。焦る。

 

 誰かに話したいなーっていうもやもやした感情はいろいろあるはずなんだけど、いざ文章にして書こうと思うと消えていってしまうんだよな。確実にたまっているのに。

 

 今のアルバイトは自分の趣味を生かせることろであるし、お客様に案内したり会話したりみたいな接客のお仕事も割と向いていると思う。自分にできる仕事内容で嫌なことや負担なことも特にない。ただ他の接客のお仕事よりはお店の世界観をお客様に楽しんでもらえるようにこちらから話しかけたり、ロールプレイ的に接することが求められる。仕事に集中できていればこちらもある程度楽しんでいられるが、精神状態がよくなかったりすると、これがすごく虚無に感じてしまいつらい。「自分すら満たせていないのになんで他人に優しくしなければいけないんだろう」と急に冷めてしまう。まあ他人に優しくすることがお仕事なんだけれども。それと同時に、「他人に優しくすることをつらい」と感じてしまっている自分自分に失望している側面もある。昔はそんなことめったになかった(はずな)のに。

 それでこの感情にも結論は出ていて、結局今の自分に余裕がないんだよね。学生時代までは余裕があった。っていうか何も考えてなかった故に心に余裕があった、ということなんだけど。じゃあ自分を満たして余裕を取り戻すにはどうすればいいのかというと、就職して一人暮らしを実現する他ないんですねー。うんずっとここ2年くらいグルグル同じことで沈んでいる。

 今年で27歳になってしまうんだけど、もう今年がいろいろと限界だろうなという気がしている。自分はそう思っている。怖いですとても。生きている楽しみや目標とかも今は特にないし。音楽を聴くことは楽しいけれど、じゃあそれがなにになるの?って自問自答しても答えられない。ただのうのうと生きられる度胸が欲しい。

 

 

 これは墓場まで持って行かなきゃなーっていう感情があるが、本当に墓場まで持っていくには同じ類の感情で上書きしないとだめだなあと思う。26年も生きてしまえばもうどうしようもないこともある。あるなあっていうことを実感している。人には言えないけどでもちょっとアウトプットしたかったので意味深なことを書いてしまいました。大したことではないので!読んでくれた人ごめんね!

納得できね~~~

 

 コロナに感染して10日ほど療養生活をしていました。保健所から告げられた療養機関は終了したのですが、職場の規定で簡易PCR検査キットの陰性結果が出ないと働けないためもう2,3日はひきこもり生活になります。悲しいです。

 

 そもそも僕が感染してしまったことに納得できてません!!!!!!!!!!!!!(「納得いく感染」ってあるのか?という話ではあるけど)なんで僕がコロナになんなきゃいけなかったの?GWに浮かれて旅行している人や家族で出歩いているヒューマンたち相手に一生懸命働いていたのに、どうしてこっちがコロナにならなきゃいけないんだ。理不尽だよな本当に。こっちはずっと職場と家を往復する生活しかしてないっていうのに(そういう生活しかできていないのは本当に悲しい)。繁忙期を乗り越えたら清々しい気持ちでラーメンを食べようと思っていて、それがささやかな楽しみだったのにそれすらも奪われてとてもやるせない。あ、いやラーメンは近いうちに食べに行くと思うんだけど、気持ちよくは食べれない!

 もちろんGWに出かけてた人たちを恨むつもりはないし、緊急事態宣言やマンボウも出ていないGWだったから旅行や帰省したり、久々に遊んだりしたいという気持ちは分かる。し、こういう時に行っとかないとまたできなくなっちゃうかもしれないからね…。そもそもどっから感染してしまったかも分かんないし。だから誰かのせいにしたりはしないし、自分の中で怒ったり悲しんでるだけです。

 感染したちょうど1週間後に3回目のワクチン接種の予約もしていたのだけど間に合わなかった。本当はGW前に接種できていれば…と今更思うんだけど、自治体から案内が来たのが4月中旬で、4月も連勤が続いていたのでまとまった休みがあったのがGW明けだったんだよね。だからまあ仕方なかった。無念。

 

 症状はというと、熱は処方された薬を飲んだら2日ほどで落ち着いたけどとにかく喉が痛かった。頭痛や咳もあったし体もだるかったから結局1週間くらいは体調がすぐれなかった。普通につらかったのでまあコロナにはならない方がいいですね。最初はできた時間で音楽聴いたり色々やれてなかったことをしようとかも思っていたけど、結局だるい期間の方が長くてできなかったな。まあいつものことか。悲しい。

 

 あと診断された当日あまりにもショックだったので、やるせない率直な気持ちをインスタストーリーに投稿したんだけど、思いの外見てくれた人が温かい言葉をくれてとても嬉しかったです。悲しみに暮れていたので少し元気が出ました。ありがとうございました。

 

 2週間くらい引き籠っていたので社会復帰がこわいですが、一生懸命働きたいと思います。まあその仕事に関しては、最近はまた虚無であり不安でしかないのですが…。それはおいおいまた書こうと思います。こういうこと話す人がいないので。孤独。

サカナクション「アダプト」を聴きながら思ったことを文字にしたやつ

 先日リリースされたサカナクションの新譜「アダプト」を聴きながら思ったこと、思い出したことを文字にしました。Spotifyでは山口一郎の解説を挟みながら聴けるプレイリストがあり、ここで語られたこともソースに書いていくので未聴の方はこちらもぜひ。

 

 

 

 

 

①塔

 1曲目からアレなんだけど、特にこれといった感想はない…笑 単体のインストというよりはアルバムそしてプロジェクト全体のイントロダクション的な立ち位置の曲なので、この曲単体で語るような感じではないかな。

 とはいえ、この曲はこの前まで公演していた「アダプト TOUR」のオープニングで使用した音を再構築してできたものらしく、1曲目にあるおかげでとても印象的だったツアーそのものを想起できる。視覚的な象徴だった"アダプトタワー"をアルバムにも落とし込んだかたちで、ライブの体験・記憶とアルバム(今作)を自然に繋げてくれる。

 

 

②キャラバン

 初めて聴いたのは先の「アダプト TOUR」の武道館公演の配信だった。サカナクションはオリエンタルな雰囲気の曲は過去にもいくつかあるが、ここまで純度の高いオリエンタル路線はあまりなかったかもしれない。曲名や歌詞もイメージをそのまんま活かしたという感じだし。ゴダイゴや初期YMOとかの「大陸感」が感じられる。70年代後半あたりの時代感。くぐもったシンセブラスが高揚感を煽る。

 音源ではマイルドなグルーヴになっているが、ライブではもうちょっと16ビートが強調されたソリッドなグルーヴで演奏されていてかなーり良かった。同様に似たグルーヴの「マッチとピーナッツ」とかも音源よりライブでかなり映える印象がある。最近のサカナクションは邦ロックっぽくない曲を演奏している方が楽しそうに見える。

 

 

③月の椀

 こちらも武道館公演の配信で初めてフルを聴いたのだけど「これはサカナクションだなあ」っていうのが真っ先の感想だった。ギターとシンセの共存具合、オリエンタルなフレーズやメンバーのコーラスなど。サカナクションっぽい要素が丁寧に全部盛りされてる。かつすべてヤスリで角取りされてて赤ちゃんでも安心して聴ける感じ。この曲はアルバムのコンセプトすら発表されていない時期に車のCMとしてサビだけ作られてたが、タイアップとしてちゃんと張りきって作ったんだろうなーと想像できる。

 個人的な話をすると、Aメロで入っているストリングスのショット、あの音がフェチです。あとAメロのメロディがオフコースっぽいなー。

 

 

プラトー

 サンテFXのCMタイアップ曲。初めて聴いたのはそのプロモーションもかねたYouTube配信内のライブ演奏でなんだけど、「ここまでストレートなギターロックを今のサカナクションがやる必要があるのだろうか?20代前半くらいの若くて勢いのあるバンドが作るような曲だよなー」と思ってしまった。この編曲に関して山口一郎は上記のSpotifyの解説内で「CMタイアップだったから」とバッサリ言っていたので謎は解けたとして笑、こんな曲作るなんて若いなーとびっくりしたという話でした。

 解説でも触れられているけどこの曲は系譜としては「klee」「Aoi」などのポストパンクを下敷きにしたサカナクションらしいアッパーソングになる。このサウンドに山口一郎の詞を乗せたものはサカナクションの「発明」的なサウンドだと僕も思うし、こういう曲が度々あってもいいのかなー。最近の曲が熟達した演奏、編曲のものが多かったので逆に異彩を放っているように感じるのかもしれない。

 

 

⑤ショック!

 これも映画「ルパンの娘」や「アダプト TOUR」のプロモーション映像でサビだけ先行で聴いていたが、まさにショックだった(悪い方で)。周りのサカナ好きの人たちも一同に同じことを言っていたようなので僕だけの感覚ではなかったと思う。そんな訳で先行配信リリースの時はひやひやしながら再生したのだが、フルで頭から聴くと全然悪くないなーというのが率直な感想だった。

 曲としては「アイデンティティ」「モス」とかのトーキング・ヘッズ路線な曲。そして編曲にここまでがっつりホーンが入るのって初めてなのでは。ホーンアレンジは草刈さんと、星野源作品でお馴染みの武嶋聡さんらしい。この曲もライブでの演奏もかなーり良かった。ダンスだけは許容できないくらいダサいけど。

 

 

⑥エウリュノメー

 青山翔太郎さんも参加しているインスト曲。やっぱりアルバムにはインスト曲なくっちゃね。解説によると曲名はギリシャ神話の女神の名前だそうで、「混沌とした海原で秩序をもたらすまで一人で踊り続けた女神」らしいです。コロナ禍に対応しようとするこのプロジェクトの隠喩というか、願いを込めたかのようなタイトル。

 掴みづらい構成の曲だけど、鳴っている音や展開が常に変わり続ける様はまさに混沌を感じさせる。途中からマリンバ(のような音色)の印象的なフレーズが現れるが、消えてしまうことがありつつも最後まで鳴っているこの音が混沌の先へ導いてくれている、そんな気がしますね。ライブでどう演奏されるのでしょうか。

 

 

シャンディガフ

 先だって行われた「アダプト TOUR」でも演奏されていなかったのでアルバムで初めて聴いたのですが、びっくりしました(いい曲すぎて)。アルバム発売まで隠していたか。なあ一郎。完全に僕のフェチ山盛り大サービスしてくれただけなんだけど、頭一つ抜けて良い曲ですねこれは…。ゴスペル風なアレンジや展開の曲に敏感になっているのもあるんだけど、サカナクションがこういうのやってくれるとは。それにしても歌詞の「メスライオン」ってワードがすごいな。

 あと真っ先に「ミックスがサカナっぽくない!」と思ったんだけど、ボーカル以外の各楽器を左右に振ってて、サカナの音としては聴き慣れない変な音像になっている。山口一郎曰く「ミックスは『Hey Jude』のイメージ」らしく、よくあるthe Beatlesオマージュのミックスを踏襲したものだろう。サカナクションがこういうのやってくれるとは。

 でもやっぱ「あ、これサカナクションだ」とハッとするのがBメロや間奏でシンセを入れてくるところ。こういうアコースティックな雰囲気の曲にシンセらしい音色を入れるのは無理があるというか、入れない方が「丸い」アレンジなのに入れちゃうところがサカナクションがよく言うところの「良い違和感」を醸し出している。山口一郎曰くこの曲のコンセプトは「(混ざり合わないものを混ざり合わせて)ちょうどいい」らしく、曲名やバンドの音楽性にも通ずるこのテーマをシンセサイザーが分かり易く象徴している。

 そしてアウトロ。「ちょうどいい」のコンセプトに従うようにちょうどいいところでフェードアウトしていくけどもっと聴きたいよね。アウトロは長ければ長いほど良いからね…。くるりなら2分はアウトロやってる。これはライブで期待ですね。

 

 

⑧フレンドリー

 「アダプト TOUR」ではアンコール後の一番最後に演奏されていて、新曲群の中でもより印象的だった曲。曲名もカタカナで「フレンドリー」ってなんかいいよね。解説内で曲名について「右翼と左翼、その真ん中で『なかよく』」って言ってたのには一瞬「あ??」と思ったけど。

 サウンドについては特に触れられていなかったけど「忘れられないの」のようなAOR路線の曲。それにしてもこの曲のアレンジは歴代の中でもかなり捻りがなくシンプルなんじゃないか。別に手抜きと言いたいわけではなく、こういう主張が少ないオケだったり音数が少ない編曲だと歌や歌詞に耳が自然といくので狙ってやっているんだと思う。結果的に曲中で繰り返される「左」「右」「正しい」「正しくない」といった言葉が強く耳に残る。それに歌詞のテーマや内容を鑑みても音そのものの主張が強いのも変な感じがするしね。寄り添ったり、適度な距離感を保ったり、考えさせるような余白を残したものかもしれない。

 余談だけどサカナクションの音楽で山口一郎の歌や歌詞を抜いた時に次点で「サカナクション足らしめている」要素は草刈さんのベースだなとよく考えている。歌と張り合うくらい存在感があって記名性があるベースだと思う。

 

 

・総括

 今作「アダプト」は次作「アプライ」へと続くプロジェクトの途中で、フルアルバムを2枚に分けたイメージで山口一郎も語っている。今作の8曲でもタイアップがつくような曲やインスト曲もあり、サカナクションで言うところの"浅瀬""深海"にあたる要素は現時点でも出揃ってるなーと思った。「アプライ」が具体的にどういう様相になるのかはまだ知る由もないが、今作の手触りを発展させたり、"中層"的な曲で補填していくのかな。解説では「アプライ」と「アダプト」の中間にあたる作品のことも示唆していて、今年のツアーとか通してまたなんか作っていくのかな。ひとまずアルバムリリースできてよかったね!

モチベは下がる

 さっき、自分の人としての未熟さや現状埋めらない心の隙間を意識させられるようなことがあり、また感傷的になってしまった。

 

 この前面接を2つ受けたんだけどまあ普通にだめだった。転職のエージェントサービスに登録しているのだけど、担当の方も「(コロナ禍もあり昨今の転職事情は)厳しいですよ」と最初に言っていたので覚悟はしているつもりだ。だから「まあそんな簡単にはいかないよねー」という感じだが、時間と精神的なリソースを削り面接の練習をし、緊張した日々で参りながらも自分なりに勇気を出して挑戦したのに、なんの成果も変化もないのだからモチベーションは下がってしまう。でもこれくらいのことは皆大学生のうちに多かれ少なかれ経験することなのだ。僕は今までずっと逃げてきただけで。

 それに今回の面接を通して面接へのハードルが少し下がったような気はしている。1回目の面接は緊張でガチガチで、更に面接官から全く考えたことないことを聞かれてうまく答えられずボロボロだった。でもそこで面接に対して余計なイメージを抱かなくなったというか、少し感覚を掴めた感じがして2回目では若干余裕をもって受け答えできた。面接官の方が1回目の人より2回目の方が話しやすい人だったというのもあった。

 だからまた次の面接が決まったとしても前よりは余裕をもって挑めるだろう。過度なストレスなのは変わりないけれど。そう考えると今回すべてが無駄ではなかったとは思えてくる。そう前向きに考えれるくらいには自分の精神の手綱は握れている。

 

 

 今のアルバイト先の職場の話になるが、色々と変革期を迎えていて落ち着かなく不安定な日々が続く。事細かに書いても説明が難しいし、そもそも内部事情なので具体的には書くつもりはないが長く勤めていたメンバーがどんどん辞めていき、店長も変わることになり職場環境がどんどん変わっている。

 別になにか問題があったわけではなく、店長は異動になっただけだし、学生の人は卒業・就職で辞めていくだけだし、長く勤めていたスタッフも契約満期が近づいていたというだけで、たまたまタイミングが重なり卒業ラッシュということになっているのだ。それは前からある程度分かっていたことだが、あまりにもみんな辞めてしまうor辞めてしまうことが決まっているので自分だけ取り残された気持ちになる。

 そして現状出勤日数が1番多いスタッフの一人なので、これから入ってくる後進スタッフに自分が教える立場にならなきゃいけない。それは順番だから仕方ないというか、分かっているけれど先輩にあたるスタッフが余りにも一斉に辞めていってしまう(これから辞めるのが確定している)ので、なんか負担が一気に自分だけに押し付けられた気分だ。そんな風に考えていると、別に正社員になれるわけでもないのに一生懸命働いたとてなんのためにそうしているのか分からなくなってしまう。まあ働きたての頃よりは時給も上がっているのでそれくらいはしないといけないのだけど、この先のイメージが描けないからモチベーションは下がる。

 もちろん新しいスタッフの方とお仕事するのは楽しみではある。職場の雰囲気も変わるだろうし(一気に変わりすぎて困っているわけだが)。実際、明日早速新しい方の研修があるらしいので挨拶くらいはすることになるだろう。話しやすい方だといいんだけど。

 今シーズンは大雪に何度も見舞われてすっかり参ってしまっていたが3月に入ってからは徐々に春の兆しを感じるようになった。精神はいっそう不安定なままだけど、なんとなく春を感じられることで保てているところはある。春は出会いと別れの季節なわけだしこれからに期待しよう。

くるりの25回転とポケモン新作

 年明けくらいからくるりにハマっている。実はくるりをちゃんと聴かないまま生きてきてしまったのでここでちゃんと良さが分かって嬉しい。元を辿ると昨年Spotifyでサジェストされた「ブレーメン」をなんとなく聴いたらめちゃめちゃ良くて好きになったのがきっかけだ。そして年明けにブレーメンが収録されている「ワルツを踊れ」を聴いたら「アルバムもいいじゃん!」となり今に至る。「TEAM ROCK」から順々にアルバムを聴いているんだけど、本当にどのアルバムも良くてびっくりする。

 というわけでそんなくるり熱が盛り上がっている中に開催されたライブ「くるりの25回転」の録画配信を27日に見た。セトリは好きな曲をやってくれたりやってくれなかったりしたのだけど、なんか普段はシングル曲や人気曲を全然やらないらしいですね(ライブ後のトークによるとシングル曲はライブで再現するのが難しいという事情もあるらしい)。20年やってるのにその辺まだこじらせてるの最高。このままでいてほしい。それにしてもエイトビートで曲を作らせたら日本で岸田繁に敵う人はそうそういないな、と思う。

 

 同日ポケモンの新作も発表された。今はまだ「スカーレットぉ?バイオレットだぁ?」って感じだけど発売される頃にはすっかり馴染んでいることだろう。現行のソード・シールドも発表時は「ソード、シールドですか……。」ってリアクションだったがもう当たり前になったどころか個人的には思い出補正も含めて最高傑作だと思っている。発売される頃にはどんな風に生活しているのだろう。今となにか変わっていればいいけれど。

 

  3月になったけどなぜか2月27日のことを2つ書いて終わり。

疲れましたわ

 今日は久々に忙しかった。お正月ほどではないけど年末並みの人の数だった。三連休でもないし、割と普通の土曜日だったと思うんだけどこんなに人が多いのはなぜだだろう。熱量の高い新商品が出たばっかの週末で新商品を求めにくるお客さんも多かったのは事実だけど、普通に旅行客も多いし。入試で移動している受験生が多いのはニュースで知っているけれど。コロナ禍ってもう終わったのかもしれない。まあその分売り上げが出るわけだから会社としては良いのかもしれないけど、別に僕の時給には関係ないしな~と思わなくもない。でも売り上げがないから人件費をさらに削ります、とかお店閉めますとか言われたら困るしなー。平日になればまたお客さんの出入りも落ち着くし、忙しいなら忙しいなりに一生懸命働くしかない。

 

 というか今週は稀に見るヘビーな一週間だった。月曜はリモートで面接し、火水は記録的な暴風雪でいろいろ滅茶苦茶な2日間を過ごした。木曜はお休みだったけれど、金曜はまたリモートで面接だった。気の休まない緊張した1週間だった。忙しいー。

 

 なんかもうちょっと愚痴みたいなこと書こうと思ったけど、疲れすぎて思い出す元気もないなー。「疲労で思考停止している」と言われればそれまでだけど、体が疲れることで細かいことはどうでもよくなって「明日に備えてごはん食べて寝よ」って気持ちになれることは健康な気がする。今週は面接の緊張で食欲がなくなって少し痩せたし。痩せたのは嬉しいことだけど。

 ずっと死にたいけど死ぬのも苦しいなんて全く救いがないよな。

 

もう全部が詰んでいる。全部が複雑に絡まり合って足を取り合って動けない。どこに向かえばいいのか分からない。

 

 寂しい。最近はまた人恋しくなっているのでインスタの恋愛ハウツー的な投稿をぼーっと眺めてしまう。「誰にでも優しい人はモテなくて、好きな人にだけ優しくする人がモテる」らしい。それくらいのことは26年生きていれば聞いたことあるわけだが、これはもう僕にはできない。八方美人のつもりはないけど、目の前にいる人には基本的に優しくしてしまう。どうすればいいのだ。大変そうでも助けなかったり無視したりすればいいのだろうか。そういうことではない、というのももちろん分かっているのだけど。

 

 高校時代に1年くらい付き合った人がいたんだけど、今思うと全然仲良くなくていい関係になれなかったことを考えてしまう。そもそも、26にもなって最終恋愛歴が高校時代なのが恥ずかしくて情けなくて死にたくなるんだけど、事実なんだから仕方ない。まだ見ぬ次回に向けてそこを参照する他ない。いや本当に悲しい。なんでこうなってしまったのか。しかも付き合ったと言っても一緒に学校から帰ったくらいでデートもしたことない。デートはしたかったけど「なにを話していいのか分からない」みたいなことをメールで言われて断られた記憶がある。「僕もなにを話していいのか分からないけど、分からないからゆっくり話したい」とかちゃんと言えればよかったのかもしれない。当時はそのまま受け入れることが優しさとか大人だ、とか思っていた。相手がそう言っているんだから強要はできないよな、みたいな。結局は恋人より友達や家族の方が大事な人だった。それだけなんだけど、高校生で付き合って周りはデートしたりなんなりしているのに、なんで自分だけこうなんだろう。そんな意識はあった。恋人ができた、という経験はあったのだけど自分を受け入れてもらえなかったし、僕も相手を受け入れようとしてただろうかみたいなことがずっと残っている。とはいう僕も頭がお花畑状態だったから相手のことを考えているつもりで自分のことばかり考えていたり、自分の理想を押し付けようとしていたところはあった。それは反省しているつもりだ。本当に思い返すとなんで両想いだったのか全然分からない。

 

 

なんでなんだろう。世の中にカップルなんて腐るほどいてくっついたり別れたりしているのに自分だけ無縁なんだろう。まあ自分が恋愛や人に飢えていると自覚したのがここ2年くらいのことだから仕方ないのかもしれない。それまでの大学時代は本当に毎日音楽のことしか考えてなかった。バカすぎるね。それでその音楽も行き詰ってしまってどうしようもなくなったのがここ2,3年。本当にもう無理なのかもなと思い始めている。なにもかも気づくのが遅すぎた。みーんな大人になってた。分からないから子供のまま。なにも分からない。

 

ずっと虫になりたいと思っている。自我も感情もなさそうだから。世界を"世界"とも認識せずただ本能に従っているだけなのがうらやましい。夜に虫が光へ集まる習性があるのはみんな知っていると思うけど、それは虫は月の光の方向へ向かって飛ぶ習性があって、月と勘違いしているらしい(所説あるみたい)。なんかそれが羨ましい。考えとか疑いとかなしに習性に従っている感じ。単純になりたい。ただ単純になりたい。